Apple iPad ProがM4チップとOLEDディスプレイを搭載

火曜日の「Let Loose」イベントで、AppleのiPad Proが注目の的となりました。第7世代のデバイスの登場は、2022年以来のプレミアムタブレットの初の大幅なアップグレードを示しています。

イベント中にAppleのSVPジョン・ターナスは「iPadの限界を押し広げるだけでなく、それを粉砕します。」と述べました。

新しいデバイスは、新しく発表されたM4チップの追加によって他のラインとは一線を画しています。実際、MacsよりもiPadの方がAppleのシリコンロードマップを優先してきた中、初めてこのチップが搭載されたデバイスとなっています。

画像提供: Apple

新しいCPUは、前モデルのM2チップに比べて「最大50%高速なパフォーマンス」を約束しています。GPUもアップグレードされ、レイトレーシングなどの重要なゲームブースティング技術も盛り込まれています。

新しいiPad ProとM4チップ、iPad Air、Apple Pencilなどを含むAppleがLet Looseイベントで発表したすべての内容

新しいニューラルエンジンには16個のコアが搭載されており、同社によれば第1世代のNPUよりも「60倍速い」とのことです。

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新しいProは待望のOLED iPadディスプレイも登場し、他のiPadとの差をさらに広げています。新しい「tandem OLED」技術により、最大1,600ニットの輝度を誇ります。Appleは新しい画面を「Ultra retina XDR」としてリフレッシュしました。また、新しいProはiPadラインにnanoテクスチャディスプレイ技術を初めて導入しています。

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このタブレットは、11インチと13インチのサイズで登場し、それぞれ0.98ポンドと1.28ポンドの重さがあります。両モデルともに新しいOLEDディスプレイを搭載しています。

ProにはLiDARスキャナーと新しい「適応型フラッシュ」も搭載されています。後者は、文書をスキャンしようとしているときに認識します。

新しいAirと同様に、Proも前面カメラをデバイスの側面にシフトしています。当然、アップグレードされたProは新しいApple PencilとMagic Keyboardの両方と互換性があります。

11インチモデルは$999から、13インチは$1,299から開始されます。どちらも今日予約受付を開始しており、来週から出荷が開始されます。