2024年、アキュラZDXタイプSが2024年パイクスピークの公式ペースカーに指定されました

  • 6月に行われるパイクスピーク国際ヒルクライムの第102回大会に、アキュラZDXタイプSが公式ペースカーに指定されました。

  • ヒルクライムのレースの公式ペースカーを提供しているのは、アキュラにとってこれが10回目です。ZDXは、この象徴的なレースのペースカーとして初めて完全電動車両として採用されるでしょう。

  • X GamesのプロBMXアスリートであり、アマチュアドリフターのココ・ズリータがZDXタイプSペースカーを山の頂上まで操縦します。

今年の夏、アキュラはパイクスピーク国際ヒルクライムで初めてEVペースカーを運行します。6月23日に行われるこの「雲へのレース」は第102回目の開催となります。今年で10回目となるレースの公式ペースカースポンサーはアキュラであり、ブランドは2024年のZDXタイプS SUVを導入してペースカーの任に就きます。

アキュラはX GamesのプロBMXアスリートであり、アマチュアドリフターのココ・ズリータをZDXのパイロットに指名しました。彼は以前にもアキュラと協力し、2022年のSEMAショー向けのカスタム2023インテグラの開発を開始し、最近では今年のロングビーチグランプリでデビューした2024 TLXタイプSビルドにも関わっています。今回は、彼がトップトリムのZDXの豪華な電動SUVを12.42マイル、156のターンを駆け抜ける山岳レースに導くことになります。

最近、ZDXタイプSのハンドルを握る機会を得ましたが、他のスポーティーなEVクロスオーバーとの差別化に十分な個性が欠けているように感じました。タイプSのデュアルモーターセットアップは、合計499馬力と544ポンドフィートのトルクを発揮し、この電動クロスオーバーをわずか4.0秒で60マイルに加速させるはずです。

最上位仕様のタイプSの価格は74,850ドルからとなっており、かなり高額ですが、幸いにも連邦税額控除の対象となっています。幸運なことに、リアおよびオールホイールドライブのA-Specモデルも同様に控除の対象となっており、それぞれ65,850ドル、69,850ドルからの価格設定ですが、これらについてはまだ試乗の機会がありません。